みなさんこんにちは、mayukou です。
先日、会社のmacのos を最新のsierraにアップデートしました。
全体的に機能の変化はあまり感じないというのが本音ですが、
アップデートしないと写真アプリが不具合を起こしておりましたので、アップデートに踏み切りました。
それはさておき、Illustratorcs6での不具合が発生したのですが、解決しましたので検討している方はご参考にされてください。
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アップデートした時の不具合とは?
Mac OS Sierraは、リリース当初、AdobeのCS6以下はサポートしないと言っておりましたが、
Javaをインストールすることで、使えるようになっています。
ただ、正式な対応ではないため、不具合もあるようです。
とはいえ、私が2週間ほどIllustratorを使ってみて感じた不具合は、
これからご紹介する1点だけ。
紙もののグラフィックデザインをする際に、
利用していた機能が使えなくなったので、困っていたのでした。
その不具合とは…
Jpegで書き出そうとすると、アートボードを無視して書き出されるのです。なぜか範囲を選択出来なくなりました。
「web用に保存」というものもありますが、これでは解像度が低すぎるのです。解像度が高いまま、JPEGで書き出したいという解決法を探していました。
では、対策法を御紹介します。
対策1:Illustrator CS4で書き出す。
なぜかIllustrator CS4だと、この不具合は起きませんでした。ただし、
CS6で作ったファイルを開くと、データがおかしくなりますので、CS4にバージョンを落として保存する必要があります。
対策2:アートボード1枚につき、Illustratorデータを作る。
同じIllustratorデータ上に、アートボードをひとつだけしか保存しない方法です。
つまりアートボードの数だけファイルが増えるということです。ただし、ファイル数が増えて、扱いに困りますね。
対策3:Mac OSをダウングレードする
バックアップを取っていれば、ダウングレード(OSバージョンを前に戻すこと)できるのですが、
これも、あまり現実的ではありません。
対策4(おすすめ!):PDFで保存し、別ソフトでJPGに変換する
「別名で保存」するとPDFで保存することができますが、この場合アートボードページの範囲が指定できました。
そのためアートボードが何ページあってもすべてまとめて保存することもできます。
これを利用して、まずPDFで保存します。
その後、JPGに変換するソフトを利用します。方法は以下の二通りあります。
おすすめのPDF→JPG変換ツール
IlovePDF
http://www.ilovepdf.com/ja/pdf_to_jpg
Automatorを使う
Macを使っている方限定になりますが、この場合解像度を指定できるので、おすすめです。方法は、以下にブロガーのOZPAさんがわかりやすく解説してくれています。
http://ozpa-h4.com/2015/08/13/mac-pdf-to-jpeg/
まとめ
一番オススメは、対策4です。PDFで保存→PDFからJPGに変換。
Mac OS Sierraは不具合もありますが、Illustratorでのメリットもあります。それは、使えるフォントが増えたこと。
わりと洗練されたフォントがインストールされたので、これはよかったです。
最後に
いかがでしたか?不具合もありますが、対策法もありますので、アップデートされる際は参考にされてください♫
投稿者プロフィール

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Webデザイナー修行中のmayukouです。webデザインのお仕事を始めてなんとか約6年が経ちました。とにかく技術を高めようと思っています。仕事で得た知識やお役立ち情報をご紹介いたします。宜しくお願いします。水彩画を勉強中です。趣味は音楽鑑賞(洋楽)、料理、読書、ブログです。
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